Contents
- 1 こちらの記事は探偵によくある質問Q&Aについての記述です。
- 1.1 探偵歴も早14年、依頼者様からよく聞かれる質問をまとめてみました
- 1.1.1 質問1 どうしてこんなに高額なんですか?
- 1.1.2 質問2 なぜ朝から晩まで尾行、張込みする必要があるのですか?時間を指定して、その時間帯だけ張り込んで欲しいんですが
- 1.1.3 質問3 完全成功報酬の探偵事務所があるのでそっちに依頼した方がいいのでしょうか?
- 1.1.4 質問4 浮気相手に慰謝料を請求したいのですが、証拠は絶対必要でしょうか?
- 1.1.5 質問5 離婚ではなく、別居をするメリットはありますか?
- 1.1.6 質問6 中国語に対応できる事務員は中国人ですか?
- 1.1.7 質問7 相手に強制執行するための財産調査は行なっておりますか?
- 1.1.8 質問8 浮気相手への慰謝料の相場はいくらですか?
- 1.1 探偵歴も早14年、依頼者様からよく聞かれる質問をまとめてみました
こちらの記事は探偵によくある質問Q&Aについての記述です。
探偵歴も早14年、依頼者様からよく聞かれる質問をまとめてみました
質問1 どうしてこんなに高額なんですか?
ーこの質問は非常に多いです。3,4人の調査員を平均5日間その仕事につきっきりで行うだけでなく、本調査の前の下準備にも時間を要します。調査員は素人ではなくプロですので、まさか時給1500円でやってくれるわけがありません。当事務所では、調査員1人につき5500円/1h〜頂戴しております。一時間あたりの価格で言えば、マッサージ店などと同じ価格帯です。
仮に4人の調査員を投入し、12時間調査した場合、26.4万円となるわけですが、確かに高額です。しかし、それだけプロの人手がいないと確実な証拠が取れないのも事実です。
オレンジサーチでは、なるべく少人数で、日数もなるべく減らせるよう依頼者様とお話するのですが、やはり最低でも40万〜60万円の予算はないと厳しいケースがほとんどです。
稀に2人の調査員を投入、10時間で証拠を得れるケースもありますが、この辺の難易度は依頼者様のお持ちの情報と、対象の行動パターンによって判断します。
質問2 なぜ朝から晩まで尾行、張込みする必要があるのですか?時間を指定して、その時間帯だけ張り込んで欲しいんですが
ー案件によっては、朝から張り込む必要のないパターンがあります。下準備(事前調査)を行い、対象の勤め先の規模、出入り口の数、容貌の確認、交通経路の確認などを行いますが、外からでも対象が確認できるような職場であれば、退勤時間から張り込むことも可能です。しかし、対象が営業マンだった場合はどうでしょう。常に張り付いていなければ確実に見失い、証拠は手に入らないことは容易に想像がつくかと思います。この点予算を下げたい気持ちはわかりますので、要相談になります
質問3 完全成功報酬の探偵事務所があるのでそっちに依頼した方がいいのでしょうか?
ー完全成功報酬の探偵事務所が存在することは確かです。しかし、考えてください。上記の人件費や膨大な時間を費やした上で、証拠が取れなかった(相手が不貞に及ばなかった)ら料金をいただきませんという意味ですよね。対象がその日に不貞行為をするか否かは誰にもわからないですし、探偵の実力以外の不確定な要素に着目して”無料です”と言うのは、どうなのでしょうか。長期に渡って調査し、証拠を掴んだ場合の報酬額は半端ではない金額にのぼる恐れがあるので、このような探偵事務所に依頼する場合は最終的な金額部分を確認する必要があると思います。少なくとも、弊所は”完全成功報酬”などできません。リスクが高い上、最終的にお客様に高額な請求をせざるを得ない可能性があるからです
質問4 浮気相手に慰謝料を請求したいのですが、証拠は絶対必要でしょうか?
ー逆にあなたが浮気相手の立場に立ったらどうでしょうか。現妻から(証拠はないけど)うちの旦那と不倫したでしょ!慰謝料払え!と言われました。
払いたくないですよね。どうにか誤魔化すか、逃げることを考えるでしょう。また、証拠がないということは裁判になる可能性も低いと判断するため、示談するにしても裁判するにしても不利になってしまうことは確かです。証拠があれば、裁判になることを嫌って示談に応じる可能性は高まります。
質問5 離婚ではなく、別居をするメリットはありますか?
ーメリットは、旦那様に婚姻費用の分担(生活費)の支払い義務があるため、一応毎月別居している夫に対して請求することはできることでしょう。しかし現実に払うかどうか別の話なので、別居する際も公正証書にすることをお勧めします。オレンジサーチは行政書士事務所も兼務しております。公正証書の原案作成につき無料で相談にのっておりますので、お気軽にご相談ください。離婚の種類と離婚手続きについてはこちらを参照してください。
質問6 中国語に対応できる事務員は中国人ですか?
ー弊所は中国語に堪能な日本人の探偵調査員と、台湾人の女性事務員がおります。日本語があまり得意でない華僑の方や中国、台湾の方の相談も承っております。
相談は無料です。
質問7 相手に強制執行するための財産調査は行なっておりますか?
ーはい、期間としては1ヶ月以上を要しますが、財産調査も可能です。職場からの給与、所有している不動産、株式、自動車、債権を主に調査します。
質問8 浮気相手への慰謝料の相場はいくらですか?
ー慰謝料請求に明確な基準は特にありませんが、裁判になった場合の相場は以下の通りです。
慰謝料の目安となる相場 | |
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離婚も別居せず,婚姻関係を継続する場合 | 50万~100万円 |
浮気が原因で別居にした場合 | 100万~200万円 |
浮気が原因で離婚した場合 | 200万~300万円 |
あくまでも裁判に至った場合の相場ですので、示談の場合はこれよりも下がる可能性があります。また、慰謝料の金額は以下の要素で増減することを覚えておくと良いでしょう。
- 浮気が発覚する前の生活の状況
浮気の発覚より前,二人の家庭生活は円満だったか,それとも崩壊寸前だったかという事実によって慰謝料の額が左右されます。もし,家庭円満であった場合,浮気相手が家庭を崩壊させたと判断され,責任が重くなる場合があります。しかし、これもしっかり証拠に残す必要があります。 - 浮気相手が夫を既婚者と知っていたか否か
浮気相手が不倫の事実を知りながら、あなたの家庭を崩壊させる意図で行なっていた場合、増額される可能性があります。 - 浮気の期間や頻度
一度きりなのか、それとも長きに渡って不貞行為をしていたかも慰謝料額に影響します。 - 子供の有無
夫婦間に子供がいれば、不貞が原因で家庭崩壊したことの損害が大きいと判断されます。増額要因の一つです。 - 浮気相手と夫との間に隠し子がいる
この事実は妻にとって大きな精神的ショックになります。大きな増額要因になるでしょう。 - 不貞行為を否認している
浮気相手が証拠を突きつけてもなお認めない場合は、妻の尊厳を大きく踏みにじったと判断され、増額される可能性があります。

離婚についての詳しい解説記事はこちら
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刑法入門総論#1はこちらから
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