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心理学から見た「パートナーの気持ちを取り戻す方法」
最近あまり話をしてくれない
夜の営みも減っている
浮気を疑いたくもなりますが、他に原因があるかもしれません。
パートナーの気持ちを少しでも自分に向けたいと思ったら、心理学的にアプローチしてみるのも良いでしょう。
類似性の原理
人は自分に似た相手に好意を持つ。
自分と話が合う人や、同じ趣味を持つ人、物事の考え方が似ている人と一緒にいることで楽しいと感じたり、安心感を抱くもの。
この心理の原則を「類似性の原理」と言います。
なぜ同じ価値観の人を好きになるのでしょうか?
それは、自分と同じ意見の相手と一緒にいることで、いつも自分自身を正しいと肯定していられるからです。
それが価値観の合わない相手と一緒にいれば、自分の意見や態度を否定される可能性が高くなり、自分が不快感を抱くリスクが大きくなります。
また、価値観が一緒の相手ならば、自分が喜ぶことは相手も喜んでくれるだろうと予測もつきやくなります。なので、相手が何を考えているのか、何をしたいのかを必死に考えたり無理に相手に合わせる必要がないので、ラクに付き合うことができます。
もし自分の嫌いなものを相手が好きな場合、何とかそれを好きになろうとします。
また自分の好きなものを相手が嫌いな場合、何とかそれを好きになってもらおうとします。
この調整作業がうまくいかないとバランスが崩れて不快な関係になってしまいます。
これを「バランス理論」と言います。
調整作業がうまくいくと言うのは、お互いの相手に対する関心度(要はトキメキ)の高さに比例します。
関心度(トキメキ)が低くなっていれば調整は大きなストレスとなります。
元々パートナーとは何か共通の趣味や価値観があったはずです。違うものをわかってもらう前に、共通のものでコミュニケーションを取るようにしましょう。
そうして気持ちが寄り添い始めてから、少しずつ違うものを共有していくと良いでしょう。
褒めて相手をその気にさせる
男性を褒めるには「能力を褒めてあげる」
男性は能力を褒められプライドをくすぐられる言葉に弱いのです。
新しいレコーダー、予約の仕方わからないんだけど
説明書読んだ? こうやってさー
さすが!私 説明書読んでも全然わからなかったの
これは相手の理解力、つまり能力を褒めたことになり、相手はいい気分になります。
X 説明書読むの面倒くさくて
これだと私も読めばわかる、つまり相手の能力は関係ないと言うことになり、下手すると、良くそんなの読む気になれるわね、と言う批判にも受け取られかねません。
女性を褒めるには「行動を褒めてあげる」
女性は男性よりも疑り深いので、能力を褒めても猜疑心を抱きかねません。
女性の場合は能力や理屈ではなく、やっていることを褒めてあげましょう。
今日このお肉セールで凄く得したのよー
そうなんだ!毎日の買い物も大変だよね。いつもありがとう
このように、やってることに対して褒めてあげましょう。
X さすが、買い物上手!良く考えてるね!
このように能力を褒めても、この人何か隠してる?と思われてしまいます。
基本、女性の方が疑りぶかく男性の方が単純なのです。
以上の褒めポイントを踏まえてパートナーを褒める癖をつけていくことで、互いの気持ちが近づいていくはずです。
メールなど文章によるコミュニケーションを上手く使う
文章はイメージを膨らませ、気持ちを高揚させる。
携帯電話によるメール機能が普及する以前は、手紙で相手に気持ちを伝えることが主流でした。
小説などの本を読むと、映画で見るよりも鮮明に物語の情景が浮かぶのと同じで、手紙やメールは読み手がイメージを膨らませ、その分感情も高ぶると言われます。
なので、定期的にメールで相手を想う気持ちを伝えることはとても効果的です。
逆に相手への不満など、ネガティブなことをメールで伝えてしまうと、相手は悪い想像をどんどん膨らませて、時には開き直って強く出てきてあなたを攻撃する、または離れようとしてしまうこともあります。
キャバクラ女性からのメール:
〇〇さんは優しくて一緒にいて安心できるの。またお話ししたいな
キャバクラの女性からこんなメールが来た時、第三者から見たらただの営業メールであってみんなに言ってることだよ、とわかるのですが、当事者は勝手にイメージを膨らませ
「俺に対しては営業ではなく本音かな?話してる時喜んでたしなー」と勘違いがどんどん膨らみます。
ただ、自分のパートナーからの意味深メールは、基本ネガティブに捉えます。
「怒ってるのかな?何か悪いことがバレたのかな?何を隠しているんだ?」
と、キャバクラの営業メールではこれはただの営業だ、と捉えることができないのにパートナーからの意味深メールはネガティブなイメージをどんどん膨らませます。
なので、意味深なメールでは無くわかりやすく「今日もお仕事お疲れ様。大好きだよ」などストレートに伝えましょう
それを見て、出会った頃の気持ちを思い出したり、最近冷たくしちゃってたなと反省したり、あなたに対して前向きなイメージを膨らませるはずです。
定期的にメールで相手を想う気持ちを伝えることはとても効果的です。
相手の話を黙って聞く
伝えてわかってもらうのではなく、聞いて自ら気づかせる。
心理カウンセリングでは「傾聴」と言う手法がとられます。
これは、相手に話をさせることで気持ちを整理させ、自分の状況を振り返り、自分で解決策を見出せるようにする手法です。
例えば仕事が忙しくて家に帰ってもあまり会話なく寝るだけとなっていて、相手に不満が募ってる場合、その気持ちをぶつけるのではなく相手の話を聞き出しましょう。
仕事忙しそうね、体大丈夫?
今、会社の売り上げが落ちてるみたいで、社員みんなでなんとか踏ん張ろうと頑張ってて、、 部下の士気も高めなきゃならないし、、、
ここで、「でも私だって毎日家事をやってパートにも出て大変だし、家にいる時ぐらい私との時間を大切にして欲しい」
などと言いたい気持ちをグッとこらえて、「共感的理解」の心構えでひたすら相手の話を聞いてあげましょう。
すると次第に、
「でも、考えてみれば君も毎日忙しいし、家着いてもろくに会話もしないで、俺、大切なこと忘れていたかも、、、」
と自分で反省し出します。
この、あなたに悪いことをしている、と自分で気付き始めるまでじっと話を聞いてあげるのです。
我慢できずに途中で自分の意見を言ってしまうと、仕事で大変なのにこれ以上負担を求めるなよ、のような自己中心的考えが強くなってしまいます。
黙って話を聞いて、相手に自らあなたの不満を気づかせることができたら、相手はあなたの存在を大切にしようと努力し始めるものです。
特に男性は、けなげな女性の姿に弱く、根が単純なので、可哀想なことをしたと感じやすいのです。
無言による観察
無言の観察は相手に相当なプレッシャーを与えます。
もしパートナーへの不満が我慢できず、先ほどの「傾聴」ができる状態でなかったら「無言による観察」をしてみましょう。
先ほどの例でグッとこらえた言葉
「私だって毎日家事をやってパートにも出て大変だし、家にいる時くらい私との時間を大切にして欲しい」さらに
それとも他に好きな人でもできたの!?
と問い詰めて、相手が
は? 何言い出すの? 俺がこんなに仕事に追われてるってのに!
俺が浮気してるっての!?
一気にまくし立てて興奮し出したら、
「傾聴」での「共感的理解」の心構えではなく、頷きもせずにただ黙って観察してみましょう。
すると相手は、何を言ってもあなたの反応を確かめられないので頭の中があらゆる可能性の思考で一杯になります。
「疑っているのだろうか?もう俺に気がないのだろうか?この前会社の女性と2人で食事に行ったことがバレてるのだろうか?本気で怒ってるのだろうか?実家に帰って両親の前で泣き崩れるのだろうか?、、、、」などなど。
頭の中がキャパオーバーになり不安から解放されたい気持ちも強くなり
俺が悪かった。
不満があったらはっきり言って欲しい。
と相手が折れて、徐々に反省し始めるでしょう。
または、浮気をしているようだと自分からボロを出すこともあります。
ただし最初に、言いたいことをはっきりと端的に告げる必要があります。
ここが曖昧だとそもそもの論点がずれて相手は何を思考していいのかもわからず、ただ黙っているあなたにいらだちしか感じず話をやめて離れてしまうだけです。
無言の観察は相手に相当なプレッシャーとストレスを与えます。
人によっては、逆ギレや暴力となって頭の混乱を解消しようとすることもあるので、使い方は慎重に!
なるべく前項の傾聴を心がけましょう。
男性の心は単純、女性の心は読みにくい
筆者が男性のため、男性の特徴が多くなってしまいましたが、何にしても女性は難しいです。
統計的にも相手の浮気を見抜けるかどうかについては
付き合い出す前は男性の方が見抜く確率が高いのですが
付き合い始めてからは、圧倒的に女性の方が見抜く確率が高くなります。
これは、男性は付き合い始めると相手に対する関心が低くなっていくという習性も関係していますが、何より男性の心は単純、女性の心は読めない、と言うことなのです。
ほとんどの男性がパートナーのことをわかっているつもりになっていますが、実は本心を知らないまま、良くも悪くも手のひらで泳がされていることが多いようです。
女性の勘は鋭く、浮気の疑惑を持った場合、その勘が当たっている確率が高いです。
無理に追求すると関係がこじれたり、証拠の隠滅をされる恐れがあります。
まずは浮気調査のプロ「オレンジサーチ」にご相談ください。