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この記事は浮気相手との不倫の現場 ラブホテル編 証拠をとるためにはについて書かれています。
メールでの愛の言葉、ハートの絵文字、キスや抱擁、
どれも常識から言えば浮気の証拠と言いたいですが
これらは不貞の証拠にはなりません。
離婚の訴えを提訴することができるとされているのは不貞行為であり、その証拠となるもので代表的なのがラブホテルの出入りとその滞在時間を示す証拠です。
これについては別の記事で書かせていただいていますので興味ある方はこちらもご覧ください。離婚訴訟の手続きについて
ではどのようにして不貞行為があったと認められる証拠をとっているのでしょうか。
最後に、逆に証拠を取られにくくするにはどうすれば良いか、についても触れていきます。
この瞬間を逃す訳にはいかない
ラブホテル出入りの撮影
浮気に苦しんでいる御依頼者様はこの瞬間のためにお金を使い、
探偵はこの瞬間のために尾行や張込みなど心身を削ります。
浮気相手との不倫の現場であり、不貞行為の証拠を押さえる勝負の瞬間。
ここを逃す訳にはいかないのです。
徒歩でラブホテルに入る場合
尾行中ホテルが近づいてきたらいつでも撮影できるようにスタンバイしつつ尾行します。
ホテル街近くでコンビニに入ったらホテルへ向かう確率が高い上、店内から出てくる際の扉が開いた瞬間は店内の明かりで2人の顔と服装がはっきり撮影できる、夜間では貴重なチャンスとなります。
ホテル入口に入って行ったら2人の姿を撮影し、そのままホテル外観、ホテル看板、料金システムが分かる看板を撮影し、ビデオの場合はここからは止めることなく撮影を続けます。
この入りの際は尾行しているので、2人がホテルに入るところを見逃すことはありませんが、反面、追っている状態なので顔が映っていない後ろ姿の映像になってしまうことが多いです。
なので、この際の撮影では身体的特徴が分かるように全身が映るように撮ることも重要となります。
入りをとった後も決して緊張を緩めない。
満室だったり、高い部屋しか空いていなかったなどで部屋に入らずに出てくる可能性があるからです。
素早くチームで手分けして他の出口がないか確認し、10分程出入り口に集中し、出てこなかったら次は張込み方法と場所を決定するための各種確認を素早く行います。
- 出口の数と場所
- 入口専用、出口専用と別れているか
- 駐車場の有無
- 駐車場側の出入り口
- ロビーの状況
- 待合室の有無
- 周辺環境
出入り口が1箇所しかない、かつ、そこを狙える場所に車を停めて車内から監視できる。こんな状況だったら苦労しませんがそうはいきません。
大抵の場合出入口は複数あり、路駐できないような路地裏にある。
このような状況がほとんどとなり、休憩できる調査員は残念ながらいません。
- 調査員の人数が間に合えば全ての出入り口を張込む
- 人数が足りなければ不足したところは固定カメラを仕掛ける
- 待合室があれば調査員を交代させながらそこでも監視。(対象者の撮影はもちろん、外の調査員に対象者の動きを伝えることで、出口での顔が分かる撮影も撮りやすくなります。)
繁華街などはホテルの付近に時間貸し駐車場があって、そこに駐車して撮影できることもありますが車で張り込めない時はかなり厳しいです。
いつ出てくるのかわからない状態、宿泊だったら翌朝までになるという状況でも、集中力を切らさずに外で張り込み続け、シャッターチャンスを逃さない。
これをできるのがプロの探偵です。
車でラブホテルに入った場合
まずホテルまでの尾行中で車の特徴とナンバー、その車に対象者と浮気相手が乗車するところ、を撮影してることが重要です。
その上で、
- その車両がホテル駐車場に入っていく映像を撮る
- 車から降りてホテルに入っていくところを撮る
- 徒歩の時と同様にホテルの外観、看板類を撮る
- 同様に速やかに出入り口、ロビーなど確認する
車の場合は徒歩より状況は良いと言えます。
なぜならこの車に必ず戻ってくるからです。
ホテルと駐車場の出入り口を確認し、対象者の車を監視できる位置に車を停めれればさほど苦労しません。
しかし、
監視できる位置に駐車できない場合難易度は一気に上がる
対象者の車や出入り口が監視できる位置に車が停められないとなると難易度は一気に上がります。
車なしで駐車場で監視し続けるのは非常に不自然で難しいですし、駐車場からのホテルの出入り口は、外からは見えにくいことがほとんどだからです。
また、モーテルのように部屋ごとにカーテン付きの駐車場があってそこから直接部屋に出入りするタイプは出入りを撮影するのは非常に困難です。
これらの場合は外から監視し、車両が出てきたら逃さず撮影することになりますが、夜間でヘッドライトの逆光の中車内の顔を捉えることはかなり難しいです。
そこで車両の特徴とナンバーが分かるように撮影することに重点を置き、撮影後そのまま尾行し、その車両から対象者と浮気相手が降りるところをそれぞれ撮影することになります。
ただし、ホテルを出た後から同じ車がついてきていると警戒される確率が高いため、この際の尾行の難易度はかなり高いと言えます。
誰でも不貞行為の証拠を取れるのか
ラブホテルでの主な調査方法を書きましたが、それぞれの工程で探偵のテクニックが必要となっています。
今回の方法をもしご依頼者様や知り合いなど、探偵ではない人が真似しようとすればあらゆるところでつまずくでしょう。
- そもそもホテルまで警戒されずに尾行できるか。
- 対象者が急に振り返って戻ってきた時、それに反応せず自然にしていられるか。
- 出入り口が複数あるデパートや商業施設内では、または混雑しているうえに商品棚で視界も限られているような店内では、さらに公共交通機関での移動中は、街を歩いているときに対象者が角を曲がった後は、その他あらゆる場面で見失わずに尾行できるか。
- 車を追っている際、信号が赤に変わるタイミングで行かれてしまったらどうする。
- ホテルの駐車場に車を停めて怪しまれずにそのまま待機できるか。
- ホテル周辺で通行人や近隣施設の視線を気にせず監視できるか。
- その状態をいつ出てくるのかわからないまま何時間も維持できるか。
- 各場面でしっかり撮影できるか。
プロのテクニックとチームでの連携
不貞行為と認められる証拠を押さえるにはこの2つが不可欠です。
探偵がやっていることは「時間さえあれば自分でもできる」というものではありません。
逆に証拠となる撮影を回避するには?
ご紹介した調査方法で厳しくなることをすればいいのです。
簡単にできることとしては。
- ホテルを出入りする際は距離を置き別々に出入りする。
- 芸能人のように、帽子、サングラス、マスクで顔を隠す。
- 出る際は服装を変える。
- 車の場合はモーテルタイプを利用する。
- 出庫時はハイビームにして撮影しづらくした上で尾行に警戒しながら移動する。
- マイカーは依頼者の協力でGPSを付けられる恐れがあるためカーシェア車両を利用する。
以上のことをするだけで、2人で入った、2人で出てきたという映像を撮らせない。
さらに写っている人物は自分ではないと言い張り服装による人物判定もさせないなど、
証拠をとる難易度をかなり上げることになります。
これらを実践するだけでかなりの防御になるでしょう。
しかし、
探偵は本気で証拠を押さえに来ている。
探偵は依頼を受けてお金をいただいています。本気で証拠をとりに来ています。
「これはお手上げだ」と簡単に諦めたりはしません。
どんな場面でもどうにかします。
いざとなればロビーまでついて行き楽しそうに部屋を選んでいるところを撮影する。
カメラ搭載のメガネをかけた女性調査員がデリヘル嬢として、部屋番号を間違えた設定で訪問?
男女ペアの調査員が隣の部屋に入ってコンクリートマイクで行為と会話を聞く?
モーテルタイプで閉めたはずのカーテンが開いていた。風のせいですかね?
あくまで例え話ですが。
下手に難易度を上げたせいで、通常ならホテルの出入りを撮影されるだけだったのにもっと気まづい証拠を押さえられた、なんてことになりかねません。
そもそも毎回あんな対処法を実践してまでホテルに行きますか?
結論、探偵に依頼されてしまったら言い逃れできない証拠を取られることになります。
心当たりがあるならホテルに行くのをやめる、不貞行為をやめるのが一番の対処法です。
浮気調査のプロ「オレンジサーチ」に是非ご相談ください。