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この記事は探偵のメンタルヘルス 運動が心の健康維持に効果あり、ついて書かれています。
探偵をしていると、パートナーの浮気、ストーカー、パワハラ等の迷惑行為など、様々なストレスで心の健康が維持できなくなってしまっているご相談者様とお会いします。
メンタルヘルスの記事で書いているように、様々な原因、心理状態が影響しているのですが、今回は運動が心の健康に影響を与えるということについて触れていきます。
運動と感情の関係
脳の視床下部
脳の視床下部は食欲、性欲、睡眠欲などの欲求の調整に関わっていて、ホメオスタシスの維持に重要な役割を果たしています。
ホメオスタシス:恒常性、一定の状態を維持する為に調整すること。
また、視床下部は感情の調整機能も司っており、心身両面のバランスを保つ役割を果たしています。
この視床下部の感情調整機能の異常が精神疾患の原因の一つとも言われています。
運動と視床下部と感情の関係性
適度な運動は副腎皮質ホルモンの1種であるグルココルチコイドの作用により、一時的にネガティブな感情を低下させ、同時にポジティブな感情を高めるという感情調整を実行していることが判明しています。
副腎皮質:
副腎は、腎臓の上にある器官でホルモンが分泌され、生命維持に重要な役割を果たしています。副腎皮質からは、ストレスに抵抗するホルモンのほか、副腎性男性ホルモン(男性の場合は女性ホルモン)も分泌されています。
運動をする→グルココルチコイド分泌増加→視床下部の感情調整に影響→
- ネガティブな感情の低下!
- ポジティブな感情増加!
このように感情に関する脳の機能と運動のメカニズムが科学的に明らかにされたことで、うつ病の治療に運動を取り入れるこころみが注目されています。
運動をすることで、脳のストレスへの反応が弱まり不安を感じにくくなり、脳が不安を引き起こす行動をコントロールする手助けになります。不安障害を抱える人にとっても、運動が効果的であるといわれます。
病は気から?
- 感情が先に発生して後から体が反応するのか?
- 体の反応が先で感情は後から発生するのか?
泣くという行為で
- 悲しいから泣く:感情が先で体が後(感情の中枢起源説)
- 泣くから悲しい:体が先で感情が後(感情の末梢起源説)
これはどちらが正しいかはっきりしていませんし、人はこの知覚(何かを感じ)、感情(悲しい、など)、行動(泣く、など)の他に認知という重要な工程があります。
知覚に対してそれをどう感じるのかによって感情と行動がひとそれぞれ違ってくるということです。
例えば最近流行のASMRの咀嚼音、心地よいと認知する人にとっては感情と行動はポジティブなものになりますが、嫌いな人にとっては感情と行動はネガティブなものになりストレスとなります。
ちなみに筆者は子供の頃から咀嚼音が大の苦手で、テレビCMで飲み物を喉を鳴らして飲む、食べ物をすする音や噛む音を出して食べているのを見ると、とても不愉快でストレスを感じ、子供の頃はなぜCMでわざわざ人が不愉快になることをするのだろうか?と不思議でしょうがなかったです。
箸でパスタを食べる飲食店に初めて入ったときは衝撃で、二度と行かないと心に誓いました(笑)。
このように知覚、認知、感情、行動がかかわって人にとってポジティブかネガティブか変わってきます。
順番も泣くから悲しい、悲しいから泣く、どちらも経験があると思います。
特に小さな子供は嘘泣きをしているうちに悲しくなって本泣きになるということも多いですよね。
まとめ
ネガティブな感情で憂鬱、そんな時は運動をしてみましょう。
生理学的、心理学的にも裏付けがあり、さらに感情の末梢起源説のパターンでポジティブになれます。
また、運動で健康を維持することで自信がつき、自己管理をしっかりしているという精神の安定で生活習慣も改善されて健康維持につながるのです。
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