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この記事は探偵の心理学 人の記憶について 浮気調査、対象者の顔は絶対覚える、ついて書かれています。
忘れてはいけないこと、暗記したいこと、人は記憶をコントロールできているのでしょうか?
探偵の中でも対象者の顔をしっかり記憶できる人となかなか記憶できない人がいます。
これには調査員ごとに人それぞれコツがあって、顔全体のイメージを無視してパーツごとにインプットする人、知っている人や芸能人の顔を元にその顔とどこがどう違うというやり方で覚える人などがあります。
大事なことは思い出せる覚え方をしているかどうかなのです。
記憶するコツ
短期記憶
人の記憶には短期記憶と長期記憶という2つの記憶保存庫に分けられるといいます。
短期記憶は電話番号や名前などを聞いてすぐに覚える記憶です。
容量が小さくその記憶は数秒間から長くても数日で消えると言われます。
長期記憶
長期記憶は名前のとおり長期間保存される記憶です。
小さい頃の出来事や電話番号を暗記しているなどはこの長期記憶に保存されているからです。
この長期記憶には生まれてからの膨大な記憶が保存されています。
その保存には歴史の年号や数学の公式など言葉で表すことのできる「顕在記憶」と、スポーツや自転車の乗り方など体で覚えている「潜在記憶」に分けられます。
顕在記憶
顕在記憶は2つに分けられます
- 意味記憶:年号や数学の公式など
- エピソード記憶:個人的な体験に基づく記憶
エピソード記憶は思い出せることが多いと思います。
昔の情景、場所や一緒にいた人の様子、何十年経っても覚えていたりします。
意味記憶はいわゆる勉強のようなもので、この記憶が苦手な人は多いと思います。
この意味記憶を定着させるにはまず短期記憶を長期記憶に移す作業が必要となります。
長期記憶に移行するためには
覚えやすいエピソード記憶と関連づけることが有効です。
例えば出会った人の名前を長期記憶に定着させるには、いつ、どこで、どんな特徴で、を合わせて覚えるようにします。
雨の日に、市民会館での講演会に参加した場所で、ジャケットの下に赤いセーターを着ていた、40代男性の清水さん
このように名前を覚える際にそれにかかわるエピソード記憶をつくりだすのです。
こうすることによって短期記憶から長期記憶へと移行しやすくなります。
記憶について重要なのは、覚えようとすることよりも思い出そうとすることだと言えます。
覚えたいことをひたすら暗唱して覚えようとしても、いざ思い出したい時に思い出せません。
それは覚えることしかせずに、思い出す作業をしていないからです。
覚えたいことを暗唱したら必ず思い出す作業を繰り返しましょう。
これは勉強で言えば問題集を解く、日常で言えば人に説明する(アウトプット)の作業も同様です。
このように思い出す作業を繰り返すことにより記憶が定着します。
そして思い出す作業を繰り返していると、思い出すためにはそのヒントが多ければ多いほど良いことに気づきます。
それがエピソード記憶とからめて覚えることの重要性につながっているのです。
エピソード記憶と絡めて覚えることにより、思い出す際のヒントが多くなるのです。
数字を語呂合わせで覚えるのもこの手法の一つです。
まとめ
人の短期記憶は数秒〜数日で消えます。
短期記憶から長期記憶へ移行されて初めて保存される。
長期記憶として保存するには思い出すためのヒントが多い方が良い。
エピソード記憶と絡めて覚えるようにし、思い出すためのヒントを増やしましょう。
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