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この記事は探偵の心理学 対人コミュニケーション 尾行調査にも必要、ついて書かれています。
コミュニケーションとは人が互いに意思や感情、思考を伝達しあうもので、メールもその一つとなります。
コミュニケーションを円滑に行うにはソーシャルスキル(社会技能)や非言語コミュニケーションが必要となってきます。
対人コミュニケーション
ソーシャルスキル
ソーシャルスキルとは社会の中で生活していくために必要な能力のことです。
WHOの定義では「日常の生活の中で出会う様々な問題や課題に、自分で想像的でしかも効果ある対処ができる能力」となっています。
それは下記のような能力があることになります。
- 意思決定
- 問題解決能力
- 創造力豊かな思考
- クリティカルに考えていく力
- 効果的なコミュニケーション
- 対人関係スキル – 自己開示、質問する能力、聴くこと
- 自己意識
- 共感性
- 情動への対処
- ストレスへの対処
アルコール依存症はこの能力が大幅に損なわれているといわれ、ADHDもこの能力を損なうといわれます。
ADHD
子供に対する精神障害の一つで、学校で落ち着きがなかったりボーっとしていたりする症状です。
主な症状
- 多動性:授業中にじっとしてられなくて歩き回ったり爪を噛んだりと落ち着きがなく、けんかも起こします。
- 注意欠如:興味がないものに集中力が続かずボーっとして注意散漫になり、忘れ物や間違いが多くなります。
- 衝動性:衝動的な反応を抑えることができず、危険な遊びをしたり、相手が喋り終わらないうちに話し始めたりと、思いついたことをすぐしたくなります。
パーソナルスペース
非言語コミュニケーションの一つで、個人の持つ空間をパーソナルスペースといいます。
人と接する時に相手との関係性にあわせて適度な距離を保とうとします。
その適度な距離が保てなくなると不安や恐怖を感じることがあります。
- 親密な関係、50cm以内:恋人や家族など親しい人物に対しての空間で、身体的接触もできるぐらいの距離でも受け入れられる関係。
- 個人的関係、50cm〜1m程:友人などプライベートで仲良くできる人物に対しての空間で、多少の身体的接触があっても許容できる関係。
- 社交的関係、1m〜3m程:会社の同僚など組織やグループの中で認知し合えている人物に対しての空間で、身体的接触は拒絶し、相手の細かい表情などは確認しない。
- 公的関係、3m以上:個人的な関係の無い人物に対しての空間で、個人的な関係はほとんど成立しない。
一般的にこのような距離感がいわれていますが、人によって違いがあります。
そんなに仲が良い関係でも無いのにやたらと距離が近いと感じる人もいると思います。
この人それぞれのパーソナルスペースがあり、相手の目線、しぐさ、あいづちなど、非言語的コミュニケーションをとりながらソーシャルスキルを行なっています。
よく言う「空気を読む」というのはまさにこれです。
尾行調査でも必要
探偵の調査では、この空気を読む能力がとても重要となります。
対象者を尾行調査する際に、不適当なパーソナルスペースに侵入すれば意識されてしまいます。
また、対象者の動きを予測する、印象に残させずに尾行を続けるには、空気を読めないと難しいのです。
しかし、空気を読んで慎重に調査してばかりでは結果が出せないことにもなるので、時には大胆に行動しなければならない時もあります。
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