Contents
この記事は、江東区探偵の知っておきたい 離婚時の慰謝料請求、について書かれています。
- 慰謝料って一体どんなもの?
- 金額はどうやって決めるの?
- 浮気相手に請求できるの?
慰謝料という言葉はよく聞きますが、離婚にかかわる慰謝料ってどういうものなのでしょうか?
慰謝料とは
・自分の所有物を壊された時
・人の生命・財産に関する損害
・怪我を負わされたなど心身に対する損害
この中には
ー治療費などの出費
ー入院などにより働けなかった場合の収入面の損害
ー上記以外の名誉・信用・心・など非財産的な損害
これらを加害行為の違法性や当事者の財産状況など考慮して決められるようです。
離婚にかかわる慰謝料
離婚にかかわる慰謝料は離婚自体慰謝料と離婚原因慰謝料の2つで考える。
離婚自体慰謝料
離婚自体慰謝料はやむを得なく離婚せざるをえなくなった場合のやり場のない苦悩や配偶者としての立場を失う苦痛に対するもの。
離婚原因慰謝料
離婚原因慰謝料は離婚原因となった違法な行為によって被った精神的苦痛のことで
- 暴力行為
- 浮気
- 借金
- 生活費を入れない
などが挙げられます。
この2種類の要素から慰謝料を算定されます。
慰謝料が認められる例
- 不貞行為(浮気、不倫)
- 身体的精神的暴力行為
- 生活費未払い
- ギャンブルなど浪費癖
- 一方的な離婚申し入れ
逆に以下のようなケースでは認められない
- 性格の不一致
- 強度の精神疾患
- 有責行為が双方にある
- 相手方に有責行為がない
- すでに夫婦関係が破綻していた
など
慰謝料の金額
慰謝料の金額には決まりがなく、双方の納得したところが請求金額となるようです。
協議離婚での相場は千差万別といわざるを得ないですが、裁判離婚での相場は
- 不貞行為や暴力などの有責行為が明らかであった場合:300〜500万
- 離婚を継続しがたい重要な事由の場合:50〜200万
が相場と言われています。
金額は苦痛を受けた側からすれば納得いかないことも多いようですが、相手が折れるところで折り合いをつけずに長引いてしまったら、その間の苦労も増えることになってしまいます。
金額に影響する要素
- 苦痛の程度、期間回数
- 結婚期間
- 責任の大きさ
- 有責者の悪意
- 有責者の財政状況
- 子供の有無
浮気相手に請求できるのか?
配偶者の裏切りが許せませんが、当然その浮気相手に対しても怒りがおさまらないはずです。
既婚者と知りながら性的関係を持った場合は、夫婦間の貞操を守る義務を一緒に破ったことになります。いわゆる共同不法行為にあてはまるでしょう。
相手方のよくある言い分
- 既婚者とは知らなかった。
- すでに夫婦関係は破綻していると聞いていた。
しかしこれらの言い分もそれを証明しなければならないので、「既婚者とは知らなかった」は婚活パーティで知り合ったなどの事実がないと厳しいでしょう。
証拠が重要
このような慰謝料請求ですが、苦痛をしっかり訴え、相手にしっかりと反省させ慰謝料請求までするには
証拠が重要となります。
いきなりパートナーやその浮気相手を問い詰めてしまうと、自身が損をしかねません。
「オレンジサーチ」がお力になれるかもしれません。