東京都江東区亀戸という場所で【30万〜50万以内で解決!】を目指す小規模探偵、オレンジサーチです。
(素行調査、いじめ調査に定評がある探偵です)
人とお付き合いをする中で、相手がどのような人なのかがわからなければ信用・信頼をすることは難しいものです。例えば職場の場合、従業員や役員が会社のためにしっかりと働いているかというのは経営者から見れば気になるところ。新規に取引をはじめようとする取引先でも、信頼して付き合いをするに値する相手なのかなども気になるところです。プライベートでは、恋人やお見合い相手が本当に信頼して結婚してもいい相手なのかというのも気になる部分でしょう。
相手が自分の前では見せない素の部分があるのではないかということは、興味あることでしょうし、実際にあったとすれば自分に害を与える可能性があります。そのような普段の行いである素行は探偵に依頼すれば調べることができます。そのような調査を素行調査といいます。
ここでは探偵が行う素行調査とそれにより何がわかるのかということについて徹底解説いたします。
Contents
素行調査とはそもそも何?

素行調査とは、「素行」を調べりことをいいます。そのまんまですね。この「素行」というのは、普段の生活状態や行いを表す言葉です。つまり、気になる対象の「普段の行動」を調査することで、依頼者の前では見せない隠された問題点などを調べるために行う調査だといえます。
素行調査は何のために行う?4つの目的
探偵が素行調査を行う場合、個人情報保護法と探偵業法からの制約を受けます。そのため、調査の目的や理由が明確でない場合は調査を行うことができません。
探偵が素行調査を法に抵触せずに行うことができる目的は、次の4つに分類することができます。
1.調査対象者が依頼者から見た場合の法律行為の相手であり、その判断に必要な場合
2.調査対象者が依頼者の配偶者であり、民法752条の義務やその他法令上の義務の履行確保に必要な調査の場合
3.民法820条での親権者による監護及び教育の権利義務を執行する場合
4.犯罪やその他不正な行為の被害を受け、その被害防止に必要な調査にあたる場合
これらを個別に解説していきます。
1.調査対象者が依頼者から見た場合の法律行為の相手であり、その判断に必要な場合
調査対象者が法律行為の相手であり、法律行為の判断を行うのに相手の行動・行為の確認が必要な場合に素行調査を行います。
例えば会社関係であれば、次のような場合が該当します。
・役職者や退職者による競業相手や不正なライバル社との密会の把握
・社員の勤務実態(営業社員の社外での活動など)、不審な行動の確認
・取引相手が反社会的な組織とつながりを持っていないか
・採用を予定しているものの身元の調査
プライベートでは次のようなケースが想定されます。
・婚約者の異性関係の調査
・お見合いや縁談相手の結婚調査の一環での調査
・保険金の不正受給の証拠取得
このようなケースにおいて、素行調査を行い法律行為の判断を行うのです。
2.調査対象者が依頼者の配偶者であり、民法752条の義務やその他法令上の義務の履行確保に必要な調査の場合
民法752条は、『夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない』という内容の条文です。つまり、配偶者がこの条文に謳われる義務の履行を行わない場合に、その原因が何かという部分の調査のため素行調査を行うことができるのです。
この条文では、同居していることを義務として定めているため、一方的に同居義務を果たさない場合、その理由を調べるために調査を行うことができるというわけです。また、互いに協力し扶助しなくてはならないということからも、正当な理由がなく協力をしないとなれば、それを原因として離婚することができます。素行調査の結果は、その際の証拠になるのです。また、この条文をもとにして、明文化されていないものの夫婦間の貞操義務を負うことになります。
3.民法820条での親権者による監護及び教育の権利義務を執行する場合
民法において監護及び教育の権利義務を謳った820条。この条文はいわゆる親権について書かれた条文であり、親権者が持つ権利と義務について定められたものです。
この820条で定められた親権の権利行使として、子どもの非行防止を目的とした交友関係の調査を行ったりする場合に素行調査を行います。
・最近家に帰ってくるのが遅くなった
・持ち物や衣類が破損して帰ってくる
・家に帰ってきてもほとんどしゃべらなくなった
・口が昔より悪くなった
・大学に進学し実家を離れて一人暮らししているが、中々連絡が付かなくなった
・実家に帰ってくるたび、持ち物が派手になってきた
お子様にこのような変化が現れた場合、親権者としてはトラブルに巻き込まれていないかとか非行に走っていないかなどと不安になるものです。
親権者として子どもの監護を行うために、目の届かない部分の状況を調べる目的に素行調査を行うのは個人情報保護法においても認められた行為になります。
4.犯罪やその他不正な行為の被害を受け、その被害防止に必要な調査にあたる場合
つきまといや盗聴・盗撮など、日常生活において精神的なトラブルや犯罪に巻き込まれるなどの実被害に遭った場合、またはそれらに巻き込まれていると感じた際に実被害を未然に防ぐことが目的になる場合は、相手を調査するために素行調査を行うことができます。
実際に被害に遭いながら、その相手を調査することを自分自身で行うことは不可能です。こうしたストーカー行為を含む付きまとい行為について調べたりする素行調査も相手の同意なく行うことが可能な調査になります。
素行調査を行うと何がわかる?
素行調査を行う目的は先に述べた4つの内容でした。では、その調査ではどのようなことを調査するのかというと、次にあげる内容のことがわかってきます。
・調査対象の行動(調査日のタイムテーブル)
・調査対象の服装
・調査対象の接した相手の様子
・調査対象の勤め先
・調査対象の勤め先での勤務形態や評判
・調査対象が購入したもの
・調査対象の居所の様子
・調査対象の出入りするお店
・結婚相手の素性
・旦那や妻の浮気相手の素性
これらの内容は、依頼者が知りたい特定の対象者の行動や周囲の人からの評価、人間関係、そして調査時間帯における生活の内容となります。そのため、素行調査を行う場合の目的に合致する情報を得ることが可能となります。
素行調査で調べられる内容が不貞行為に関するものに特化したものであれば、いわゆる浮気調査や不倫調査というものになります。そのため、この素行調査の結果というものは、不貞行為の対象者への慰謝料請求や配偶者との離婚裁判や調停時の証拠となるのです。
素行調査が必要になれば探偵に依頼しよう
いかがだったでしょうか。今回は探偵が行う素行調査について、どのような目的の際に行うものなのか、そしてその調査でどのような内容の調査ができるのかということについて解説いたしました。
素行調査を行っていることが調査対象者にばれると、依頼者との間での人間関係でトラブルになる可能性もあります。そのため、出来る範囲は自分の手でと安易に考えて行わずに、プロである探偵に依頼するようにしましょう。
まずは無料相談で内容を相談すれば、どれくらいの料金が必要かということも見えてきますので、ぜひ無料相談を活用してみてください。

離婚、浮気、証拠についてなど、探偵目線から書かせていただいています。
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