不倫調査/浮気調査 探偵費用を省いて自分で調査する場合の心得とは
長年探偵を生業としていると、経済的な理由で探偵を雇うことができないという方が一定数いらっしゃいます。
しかし、旦那の不倫を目の当たりにしてこのまま放置しておくのも納得がいかない、旦那の動きが毎日気になってしょうがいない
このように思ってしまうのは当然です。長年連れ添ったパートナーの裏切り行為を簡単に許すことはできないでしょう。
今回はそのようなパートナーの不倫を自分一人で調査する場合の注意点についてアドバイスして行きたいと思います。

旦那の不倫調査をしていることを誰かに話してしまう
不倫を疑いだすと、どうしてもパートナーに対する態度に変化が現れてしまいがちです。
これはある意味仕方のないことですが、その疑っている事実や自分一人で調査をしている事実を親しい友人や自分の親に話してしまう人がいます。
実際にあった話ですが、依頼人が旦那の弟に相談して調査の実態がバレてしまったことがあります。
不倫調査の鉄則第一は、“誰にも知られるな”です。不安になる気持ちを誰かにわかってほしい!
その気持ちは痛いほどよくわかりますが、数週間の調査を終えた後であればいくらでも話を聞いてくれる人はいます。
まして素人である貴方が旦那を調査するという時点でリスクが存在するわけですので、警戒されうるリスクは一切排除しましょう。
安い市販のGPSを車に装着してしまう
GPSは主に車両の位置情報を正確に示してくれる調査中最大の武器になります。
しかし、市販の5.6千円程度で買えるGPSは非常に高いリスクが潜んでいることを知っておく必要があります。
- GPSの精度が低く、誤差が激しい
- リアルタイムの位置情報が受信できない
- 音を発してしまう
- バッテリー容量が少なすぎる
プロの探偵は間違ってもこのような粗悪GPSは使いませんが、自分で調査するとなると予算を削って買ってしまいがちです。
GPSは位置を正確に把握できなければほとんど意味がありません。中には1km以上誤差が出るGPSもあると聞きますし、全くこれでは話になりません。
また、リアルタイムに位置情報が受信できないというのは、5分おきに居場所を受信するようなタイプのGPSです。
5分おきに居場所がわかっても、尾行する場合は全く使い物になりません。せめて1分以内での受信が必要になります。
本当にひどいものになると、受信ごとにGPSから音を発するものまであります。これは対象者にバレてしまうリスクが高いため、音の有無は絶対に確認するべきです。
バッテリー容量も、少なすぎると2,3日でバッテリー切れを起こします。せめて10日はもたせたいところです。
探偵の立場から、比較的安価で自分で調査する場合に向いているGPSをピックアップしてみました。参考にしてみてください。
GPSの居場所などを普段の会話で匂わせてしまう
『この前友達と飲みに行くって言ってたけど、本当は違うんでしょ!』このように、GPSの位置情報と旦那の口から出た話に食い違いがあると発してしまいがちです。
男もバカではないので、“なんでこんなに疑うんだ?スマホ見られた?それとも….GPSか?”と警戒し始めます。
警戒されるとプロの探偵が調査しても調査は困難になりますし、不倫相手と会うのを控えたりし始めます。
今まででよく出歩いていた旦那が最近家にこもるようになった場合は警戒されている可能性を考えた方が良いでしょう。
自分で不倫調査する場合の探偵からのアドバイス
もし貴方に30万〜50万円ほどの予算があり、有利に離婚を進めたい場合は探偵を使うべきでしょう。裁判や和解段階で有力な証拠の有無が運命を左右するからです。
しかし、探偵に支払う予算がそこまで確保できないような方は、部分的に調査を依頼するのもありだと思います。
場合によっては低額でGPSを使った簡易調査を受けてくれる探偵もいます。
当事務所も、5万円で1週間の簡易調査を承っており、予算がタイトな方からよく依頼が来ます。
GPSの取り付け、取り外しと車の移動履歴を逐一報告するサービスです。怪しいと確信できてから出動するケースも少なくありません。
大切な人生の一大事ですから、低予算でもそれなりのサポートをしてくれる探偵を探して見てはいかがでしょうか。

離婚、浮気、証拠についてなど、探偵目線から書かせていただいています。
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